耳が真っ黒!?猫の「耳ダニ」はどこから来る?室内飼いでの感染リスクと駆除方法

ご指示ありがとうございます。 記事の構成案と骨子はそのままに、読者がより深く理解できるよう**「なぜ痒くなるのか(メカニズム)」「治療薬の具体的な種類」「耳血腫などの二次被害のリスク」といった専門的な情報を肉付けし、さらに「ゆうま君の体験談」**をより臨場感たっぷりに描写することで、文字数を大幅にボリュームアップさせます。

4000文字規模の、読み応えのある記事を作成しました。


耳が真っ黒!?猫の「耳ダニ」はどこから来る?室内飼いでの感染リスクと駆除方法

「カサカサ、カサカサ…」 静かな夜、愛猫がしきりに耳を掻く音で目が覚めたことはありませんか?

「最近、やけに頭をブルブル振っている気がする」 「耳掃除をしようとしたら、コーヒーの粉みたいな黒いカスが出てきてびっくりした!」

もしそんな経験があるなら、それは単なる「耳の汚れ」ではないかもしれません。 猫飼いさんを震撼させる寄生虫、**「耳ダニ(ミミヒゼンダニ)」**の可能性が非常に高いのです。

こんにちは、にゃんトピのパパちゃんです。 実はわが家の次男坊、エキゾチックショートヘアの「ゆうま」も、ブリーダーさんからお迎えした当初、この耳ダニ(疑惑)に悩まされた経験があります。 あのおっとりしたゆうまが、寝る間も惜しんで耳を掻きむしる姿を見るのは、飼い主として本当に辛いものでした。

「うちは完全室内飼いだから関係ないでしょ?」 「シャンプーすれば治るんじゃない?」

そう軽く考えていると、ダニは爆発的に増殖し、愛猫を長期間苦しめることになってしまいます。

そこで今回は、見た目のインパクトも痒みも強烈な「耳ダニ」について、どこから感染するのか、放置するとどうなるのか、そして最短で治す方法について、にゃんトピの頼れるアドバイザー・猫実(ねこざね)先生に徹底的に解説してもらいます。

痒がる愛猫を救うため、正しい知識と対処法を一緒に学びましょう!


コーヒーの粉みたいな黒いカス!「耳ダニ」の正体と症状【猫実先生の解説】

パパちゃん: 「猫実先生、よろしくお願いします。耳ダニって名前はよく聞きますが、肉眼で見えるものなんですか?普通のダニとは違うんでしょうか?」

猫実先生: 「パパちゃん、こんにちは。いい質問ですね。 耳ダニ(正式名称:ミミヒゼンダニ)は、体長わずか0.3mm〜0.4mmほどの非常に小さなダニです。 白いクモのような形をしていて、よほど視力が良くて照明が明るくないと、肉眼で見つけるのは難しいでしょう。でも、彼らが残す『痕跡』は、誰でもすぐに見分けられますよ。」

耳の中に住み着く吸血鬼「ミミヒゼンダニ」

猫実先生: 「このダニは、猫ちゃんの耳の穴から鼓膜までの間(外耳道)に住み着きます。 そこで何をしているかというと、皮膚を食い破って体液や耳垢を食べて繁殖しているのです。

想像してみてください。耳の奥で無数の虫が動き回り、皮膚を噛んでいる状況を…。 さらに、ダニの唾液や排泄物がアレルギー反応を引き起こすため、猫ちゃんは**『発狂しそうなほどの猛烈な痒み』**に襲われます。」

行動に現れるSOSサイン

猫実先生: 「痒みがあまりに強いため、猫ちゃんの行動には明らかな変化が現れます。

  • 激しい耳掻き: 後ろ足でしきりに耳を掻きむしる。出血するほど掻いてしまうことも。
  • ヘッドシェイク: 頭をブルブルと激しく振る。
  • 斜頸(しゃけい): 痒いほうの耳を下に傾けたままにする。
  • 触られるのを嫌がる: 耳の周りを触ろうとすると怒る、逃げる。

いつもの毛づくろいとは明らかに違う、必死な様子が見られたら要注意です。」

最大の特徴は「真っ黒でカサカサの耳垢」

ママちゃん: 「耳垢で見分けるポイントはあるんですか?」

猫実先生: 「はい、最大の特徴は**『黒くて乾燥した耳垢』が大量に出ることです。 これはダニの糞、死骸、血、耳垢が混ざり合ったもので、よく『コーヒーの出し殻』『黒い砂』**に例えられます。

健康な猫の耳垢は、うっすら黄色くて少量、もしくはほとんどありません。 耳の中を覗いてみて、黒い塊がビッシリ詰まっていたら、ほぼ間違いなく耳ダニだと思って良いでしょう。」


放置は危険!「耳血腫」や「外耳炎」の二次被害

パパちゃん: 「痒いだけなら、自然に治るのを待ってもいいですか?病院に行く時間がない時とか…。」

猫実先生: 「パパちゃん、それは絶対にダメです! 耳ダニは自然治癒することはまずありませんし、放置すると二次被害が深刻なんです。」

掻きすぎて耳がパンパンに!?「耳血腫」の恐怖

猫実先生: 「痒みに耐えかねて頭を激しく振ったり、爪で掻きむしったりしていると、耳たぶ(耳介)の中の毛細血管が切れて内出血を起こすことがあります。 すると、耳たぶに血が溜まって風船のようにパンパンに膨れ上がってしまうのです。これを**『耳血腫(じけっしゅ)』**と言います。

一度なると治療に時間がかかりますし、治っても耳が変形してしまう(餃子耳のようになる)こともあります。 たかがダニと侮っていると、手術が必要な事態にもなりかねないんですよ。」


室内飼いなら安心?耳ダニは「どこから」湧いてくる?

パパちゃん: 「うちは完全室内飼いだし、ベランダにも出しません。それでも耳ダニが自然に湧いてくることってあるんですか?」

猫実先生: 「いいえ、そこが一番の誤解ポイントです。 耳ダニは、部屋が汚いから湧くわけでも、不潔にしているから湧くわけでもありません。 必ず『感染している猫(または犬・フェレットなど)』との接触があって、初めて感染するのです。」

ダニは「自然発生」しない!原因は接触感染のみ

猫実先生: 「つまり、完全室内飼いで、他の動物と一切接触しなければ、絶対に感染しません(自然には湧きません)。 もし室内飼いの子に耳ダニが見つかったとしたら、それは『外から持ち込まれた』可能性が高いです。 どこから侵入したのか、ルートを特定することが再発防止につながります。」

お迎え時や脱走時に注意!感染リスクが高いケース

猫実先生: 「具体的には、以下のようなケースで感染することが多いです。

  1. お迎え時(母子感染・集団感染): ペットショップやブリーダー、保護猫カフェなど、多数の猫がいる場所では感染が広がりやすいです。お迎えした時点ですでに感染していて、数日後に症状が出ることがあります。
  2. 脱走・野良猫との接触: 一瞬脱走して外の猫と接触した、あるいは庭に来た野良猫と網戸越しに鼻をくっつけたりケンカしたりした、というケースでもうつります。
  3. 人間が媒介する(稀なケース): 非常に稀ですが、飼い主さんが外で耳ダニ感染猫を触り、服や手にダニがついたまま帰宅して、愛猫を抱っこしてうつる…という可能性もゼロではありません。」

市販薬で治る?病院での治療法と期間

ママちゃん: 「もし黒いカスを見つけたら、ネットで売ってる薬や洗浄液で治せますか?」

市販の洗浄液では駆除できない理由

猫実先生: 「残念ながら、市販のイヤークリーナーで耳を洗っても、表面の汚れが取れるだけで、耳の奥深くに潜んでいるダニや卵までは殺せません。 耳ダニの卵は非常に強く、薬が効きにくいのです。 中途半端なケアをすると、生き残った卵が孵化してすぐに再発しますし、その間も猫ちゃんは痒みに苦しみ続けることになります。 自己判断での治療は、猫ちゃんを長期間苦しめることになってしまいます。」

病院なら「スポット薬」で一発解決!

猫実先生: 「動物病院に行けば、**『駆除薬』**を使って、比較的簡単に、かつ確実に駆除することができます。 昔は毎日耳に薬を入れる必要がありましたが、今は医学が進歩しています。

  • スポットタイプ(滴下式): レボリューションやブロードラインなど。首筋に垂らすだけで、成分が血管を通って全身に行き渡り、耳の奥のダニを死滅させます。一回の投与で約1ヶ月効果が持続します。
  • 外用薬(点耳薬): 耳の中に直接入れるタイプ。即効性はありますが、耳掃除を嫌がる子にはハードルが高い場合もあります。

多くの病院では、まず耳洗浄でダニの温床となる汚れを取り除き、スポット薬を投与するという流れが一般的です。」

治療期間と「卵」のしぶとさ

猫実先生: 「耳ダニの卵が孵化して成虫になるサイクルは約3週間です。 そのため、一度の治療で成虫を殺しても、残った卵が孵化するのを待って、もう一度薬を使う必要があります。 完全に駆除するには、最低でも3週間〜1ヶ月程度の期間を見ておくと良いでしょう。」

多頭飼いは「全員治療」が鉄則

猫実先生: 「耳ダニの感染力は非常に強いです。 もし多頭飼いのお家で1匹に見つかったら、症状が出ていない子も含めて全員の治療が必要です。 『この子は痒がってないから大丈夫』と放置すると、治った子がまたその子からうつされる…という『ピンポン感染』が起きて、永遠に治らなくなってしまいます。」


【E-E-A-T】お迎え時に「耳が真っ黒」!わが家のゆうまの治療体験記

「耳ダニは自然発生しない」というお話でしたが、わが家の場合はまさに「持ち込み(お迎え時)」のケースでした。 エキゾチックショートヘアのゆうまをお迎えした当時の、衝撃的な体験をお話しします。

指でこそげ落とせるほど…衝撃の汚れ

それは、ブリーダーさんからゆうまを引き取ってすぐのことでした。 「新しいお家にも慣れてきたし、そろそろお手入れをしようかな」と、膝の上に乗せて耳の中を覗いてみて、言葉を失いました。

「えっ…なにこれ、真っ黒!?」

耳の入り口から奥の方まで、まるで濡れた土かコールタールのような、真っ黒でベタベタした汚れがびっしりと詰まっていたのです。 綿棒で拭うどころの話ではありません。指を入れたらゴソッと塊で取れそうなほどの量でした。

「室内飼いされていたはずなのに、なんで?」とパニックになると同時に、まだ小さな体でこんな汚れを抱えて、どれだけ痒かっただろう…と申し訳ない気持ちになりました。

病院での診断と、先生もドン引きの治療

翌日、すぐに動物病院へ連れて行きました。 先生が耳垢を少し取って顕微鏡で見せてくれたのですが、モニターに映し出されたのは、白い小さな虫がウジャウジャと元気に動き回る姿…。

パパちゃん: 「うわぁ…いた…(絶句)」

獣医師: 「これは…結構すごい量だね。かなり前から寄生していたと思いますよ(苦笑)」

先生も若干ドン引きするレベルの寄生数でした。 治療は、まず専用の洗浄液で徹底的に耳の中を洗うことからスタート。 先生が器用に鉗子とコットンを使って掃除すると、黒い液体と共に大量のカスが出てくる出てくる…。 最後に、首筋に「レボリューション(駆除薬)」を滴下してもらい、その日は終了しました。

劇的ビフォーアフターと教訓

効果はてきめんでした。 薬を使って数日で、あんなに頻繁に後ろ足で耳を掻いていた動作がピタリと止まりました。 その後も、卵が孵化するサイクルに合わせて何度か通院し、洗浄と投薬を続けました。

治療開始から1ヶ月経つ頃には、あの真っ黒な汚れが嘘のように消え、キレイなピンク色の耳を取り戻すことができました。 ゆうまも、耳を気にせず熟睡できるようになったようで、心なしか表情も穏やかになった気がします。

この経験で得た教訓は、**「お迎え時の健康チェック(特に耳!)は絶対にサボってはいけない」**ということです。 「ブリーダーさんやショップから来たから健康なはず」という思い込みは捨て、お家に迎えたらまずは病院で健康診断を受ける。これが鉄則だと痛感しました。


まとめ|パパちゃんと猫実先生の「猫談義」 🐾

しょうすけ: 「ぼくは耳ダニなんて知らないぞ! だってパパちゃんしか触ってないもん!箱入り息子だもんね! でも、ゆうまが病院から帰ってきた時、なんか薬のニオイがしたの覚えてるよ。」

ゆうま: 「小さい頃は痒かったなぁ…。 耳の中がゴソゴソして、音がするみたいで怖かったし、寝ても覚めてもカイカイしてたよ。 今はスッキリして、パパちゃんの声もよく聞こえるよ〜。」

ママちゃん: 「あの時の黒い耳垢は衝撃的だったわね…。 『ただの汚れ』って自己判断しないで、すぐに病院に行って本当によかった。 多頭飼いだと全員にうつるって聞いてゾッとしたわ。」

パパちゃん: 「そうだね。室内飼いなら基本は大丈夫だけど、新しい子を迎える時や脱走には本当に気をつけよう。 ゆうまの時みたいに、最初が肝心だね。 これからは毎日のナデナデタイムで、耳の中もさりげなくチェックするよ!」

猫実先生: 「素晴らしい心がけです。 耳ダニは、見た目も症状も派手で怖い病気ですが、適切な治療をすれば必ず完治する病気でもあります。 痒みは猫ちゃんにとって、痛みと同じくらい大きなストレスです。 『いつもより耳を振ってるな』『黒いカスがあるな』と気づいたら、様子を見ずにすぐに獣医師を頼ってくださいね。」