猫が耳を痒がるのはなぜ?黒い耳垢や臭いは病気のサイン!原因と正しい耳掃除法を解説

「最近、愛猫が頻繁に耳を後ろ足でカイカイしている…」 「頭をブルブル振ることが増えた気がする…」

何気ない仕草に見えても、もしかしたら耳の中でトラブルが起きているサインかもしれません。 猫の耳は非常にデリケート。放置すると炎症が悪化し、治りにくくなってしまうこともあります。

こんにちは、にゃんトピのパパちゃんです。 わが家の「しょうすけ」と「ゆうま」は耳掃除がそこまで嫌いではないので、結構頻繁にチェックしています。 でも、立ち耳のアメショと、折れ耳ではないけど汚れが溜まりやすいエキゾ、それぞれ汚れ方が違うので「これで合ってるのかな?」と不安になることも。

今回は、猫が耳を痒がる主な原因や、病院へ行くべき「異常なサイン」、そして自宅でできる安全なお手入れ方法について、にゃんトピのアドバイザー・猫実(ねこざね)先生に詳しく教えてもらいます。

耳のトラブルを早期に発見し、愛猫を不快な痒みから解放してあげましょう!


ただの痒みじゃない?猫が耳を気にするときの「病気サイン」【猫実先生の解説】

パパちゃん: 「猫実先生、よろしくお願いします。耳をカイカイしている時って、ただ痒いだけなのか、病気なのか見分けがつかないんですが…。」

猫実先生: 「パパちゃん、こんにちは。確かに見分けにくいですよね。 でも、病気が隠れている場合は、痒がる以外にもいくつかサインが出ていることが多いんですよ。」

こんな仕草は要注意!(頭を振る・傾ける)

猫実先生: 「頻繁に後ろ足で耳を掻く以外に、以下のような行動が見られたら要注意です。

  • 頭をブルブル振る: 耳の中に違和感や痛みがあるサイン。
  • 頭を傾けたままにする(斜頸): 耳の奥(内耳)まで炎症が進み、平衡感覚がおかしくなっている可能性があります。
  • 耳を触ると嫌がる・怒る: 普段は平気なのに怒る場合は、痛みがある証拠です。」

耳垢の色と臭いでチェック!「黒いカス」は耳ダニ?

猫実先生: 「耳の中を覗いて、汚れの色や臭いをチェックしてみてください。

  • 正常: うっすら黄色いか、ほとんど汚れがない。サラッとしている。
  • 黒いカサカサ(コーヒーの粉): **『耳ダニ』**の可能性が高いです。
  • 黄色〜茶色のベトベト・悪臭: **『外耳炎(細菌・真菌)』**の疑いがあります。酸っぱい臭いや膿のような臭いがすることもあります。」

主な原因は3つ!耳ダニ・外耳炎・アレルギー

ママちゃん: 「ダニにカビ…聞くだけで痒くなってきそう。どうしてそんなことになっちゃうんですか?」

1. 激しい痒み!「耳ヒゼンダニ(耳ダニ)」

猫実先生: 「耳の中に住み着く小さなダニです。 耳垢や体液を食べて繁殖し、猛烈な痒みを引き起こします。 非常に感染力が強く、多頭飼いの場合は一匹が見つかったら全員の治療が必要になります。」

2. 蒸れや汚れが原因「外耳炎(細菌・真菌)」

猫実先生: 「耳の中が蒸れたり、傷ついたりして、細菌やマラセチア(カビの一種)が異常増殖して炎症を起こします。 スコティッシュフォールドなどの折れ耳の子や、長毛種は通気性が悪いため、なりやすい傾向がありますね。」

3. 食べ物や環境による「アレルギー」

猫実先生: 「意外かもしれませんが、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の症状として、皮膚の弱い『耳』に赤みや痒みが出ることがあります。 耳掃除をしてもすぐに赤くなる場合は、アレルギーを疑う必要があるかもしれません。」


病院に行くべきタイミングと治療法

パパちゃん: 「汚れを見つけたら、家で掃除して様子を見てもいいんでしょうか?」

自宅ケアで治そうとするのはNG!

猫実先生: 「パパちゃん、それはおすすめできません。 耳の奥は非常にデリケートです。市販の洗浄液で無理に洗おうとすると、逆に炎症を広げたり、鼓膜を傷つけたりするリスクがあります。 特に『黒いカス』や『悪臭』がある場合は、すでに病気の状態ですので、まずは動物病院を受診してください。」

病院での治療(洗浄・点耳薬・駆虫薬)

猫実先生: 「病院では、原因に合わせた適切な治療を行います。

  • 耳ダニ: 駆虫薬(スポットタイプなど)を使えば、比較的すぐに改善します。
  • 外耳炎: 専用の洗浄液で耳を洗い、抗生物質や抗真菌剤の点耳薬を使います。」

【E-E-A-T】わが家は「綿棒」卒業?パパちゃん流・耳のお手入れ術

実はわが家、今まで手元にある人間用の綿棒で耳掃除をしていました。 でも、今回調べてみて「綿棒でのケアはリスクがある」と知り、ちょっと反省しています。

パパちゃん、綿棒の使い方間違ってた?

パパちゃん: 「先生、僕いつも綿棒でクリクリやってたんですが、これって良くないんですか?」

猫実先生: 「そうですね…。綿棒はピンポイントで掃除できる反面、汚れを耳の奥に押し込んでしまったり、猫ちゃんが動いた拍子に耳の中を傷つけたりするリスクが高いんです。 獣医師も使いますが、あれは専門技術があってこそ。 ご家庭では、**『コットンやシートを指に巻いて、見える範囲を優しく拭く』**方法をおすすめします。」

パパちゃん: 「なるほど、押し込んでた可能性もあるのか…。今日から『指で拭く』スタイルに変えます!」

しょうすけ&ゆうまの耳事情

【しょうすけ(アメショ)】 ピンとした立ち耳で通気性が良いおかげか、基本的にキレイです。 たま〜にチェックするとうっすら汚れていることがあるので、スキンシップのついでにサッと拭くだけで完了します。

【ゆうま(エキゾ)】 こちらはちょっと事情が違います。 小さい頃は脂っぽい茶色の汚れが結構溜まっていて、「やっぱりエキゾだからかな?」と思ってこまめに掃除していました。 でも不思議なことに、成猫になってからはそこまで汚れなくなってきたんです。 体質が変わったのか、フードが合っているのか…謎ですが、嬉しい変化ですね。

嫌がったら即終了が鉄則

2匹とも耳掃除はさせてくれますが、長時間は嫌がります。 無理に押さえつけて「耳掃除=嫌なこと」と記憶されると次からが大変なので、 「おやつを見せる」→「サッと拭く」→「即ご褒美!」 この流れで、短時間で終わらせるようにしています。


まとめ|パパちゃんと猫実先生の「猫談義」 🐾

しょうすけ: 「ぼくの耳はピーンとしててカッコいいでしょ! でも綿棒はキライだぞ!固いしコショコショするし!」

ゆうま: 「ぼく、耳掃除されるとついカプッて甘噛みしちゃうんだ…。 ごめんねパパちゃん、悪気はないの…。」

ママちゃん: 「黒いカスが出たらすぐ病院ね。 『汚れてるだけ』って自己判断して悪化させたら大変だわ。綿棒も卒業しましょう。」

パパちゃん: 「そうだね。毎日のナデナデの時に、耳の中をチラッと覗く癖をつけるよ。 早期発見が一番の薬だからね!」

猫実先生: 「その通りです。 耳は健康のバロメーター。においや汚れの小さな変化に気づけるのは、毎日そばにいる飼い主さんだけですよ。 これからも優しいチェックをお願いしますね。」